みなと


帰省してきた。
変な時期にポロリと帰省するのはいつものこと。
バスに乗って、ゆっくり地元に近づく間に、だんだん気持ちが生まれた町の空気に馴染んでいくのもいつものこと。

数日間を実家で家族と共に過ごし終え、あっという間に予定していた滞在期間は終了。
再びバスに乗って、今暮らしている町へ戻る。
バスの中でスピッツの「みなと」を聴いた。
「錆びた港で」という歌詞があって、そのときバスの窓の向こうに見えた景色が偶然錆びた港で、ちょっと泣きたくなった。
「みなと」が良い曲過ぎるのがいけないよ。

0コメント

  • 1000 / 1000