先日、本屋さんを楽しくうろうろしていたら見つけた雑誌「kotoba」(コトバ)集英社。
まっすぐに目に飛び込んできたのは「特集ゴッドファーザー」の文字!
これは大変だ!
もうここでも何度も書いている気がするけれど、わたしはゴッドファーザーシリーズがとても好き。
パート1の冒頭で描かれる、イタリア式の屋外の結婚パーティーの様子は、最初に見たときにとても幸福な気持ちになったことを覚えている。
20代の頃は、ギャング映画も沢山見た記憶がある。
でもそのほとんどはもう今は見られないと思う。
見たとしても、しょっちゅう早送りをしていると思う。
なぜなら年齢を重ねて、残虐なシーンに極端に弱くなってしまったから。
昔から、そういったシーンは、怖いな、不快だな、とは思っていたはずだけれど、なんというかその反応も、ハートがはね返していたんだと思う。
それから時間が流れて、今はすっかりその方面の強さはなくなってしまった。
そんなひ弱になってしまった自分でも、ゴッドファーザーは全て見られる。
もちろんバイオレンスはある。
でもそれ以上に語りかけてくるものがあって、3本とも決して短い映画ではないのに、見始めたら途中で止められない。
大人になればなるほど親密になれる、貴重な名作だと思うのです。
ちなみに、雑誌はものすごい記事のボリュームで、雑誌っていうか本みたいだった。
本屋さんで良い出会いをしました。
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