居場所


4月に入って、いつのまにか10日が経っていた。
雪の多かった石狩地方も、やっと春になりました。
昨日、用事があって電車で出かけたのだけれど、駅まで今年初めて自転車に乗って行けて感動した。

道から雪が消えただけではだめなのです。
駅にある駐輪場の雪も消えなくちゃね。

それで昨日は、午前中に用事も終わり、ほっとして行きつけのカフェで昼食を摂ってお茶を飲んだ。
そこは大型書店に併設しているカフェで、もう数年来通っている。
とても居心地が良くて、そこで飲食をするのはもちろん、本を読んだりメモをとったり考え事をしたり、何もせずぼうっとしたり、とにかくリラックスしている。

ついにこの前、長く働いていらっしゃるとお見受けする店員さんに、いらっしゃいませ、ではなく、あ、こんにちは、と言われた。
彼女はしっかりしている人で、用事が済んだことで気が緩みまくっているわたしが例えば「A」というメニューを頼んだら、「Aでよろしいですか? Bではなく?」と、ちゃんと確認してくれる。
そしてほぼ100%、わたしが頼みたいメニューは「B」だったりする。

昨日もそうだった。
わたしは、えへへへへというふうに笑って「B」を頼んだ。
自分ひとりで生きているわけじゃないんだよなあ、と、こういうときに改めて思う。
あらゆる人のお陰で、幸せに過ごせている。
ありがとう…注意深い店員さん…。

何が言いたかったかというと、心からくつろげる、自分自身でいられる場所は大切だということであり、そういう場所は、いくつあっても良いのです、という話です。

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