未来のことって分からない

札幌ステラプレス4階オール・オーディナリーズ札幌店さまに、短編小説を掲載したフリーペーパーを設置してきました。

シリーズ最終号です。

今回で最後ということで、10年間に配布した68作品の中から、読んだ方たちから一番多く感想をいただいた作品を、加筆、修正したものを作りました。

10年間関わって下さった方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

今後は、引き続きAmazonキンドルストアにて新作の発表を行っていく予定です。

よろしくお願い致します。


最終号に選んだ作品は2010年に制作したものなのだけれど、今回久しぶりに読み返してみて、2010年当時はまったくのフィクションだった小説の中のある事柄が、6年後の現在では現実になっていたりして、不思議な気持ちになった。


未来のことって分からない。

ちょっと早いけど、今年を総括する言葉を決めるとしたら、これかもしれない。

今年はこれまでよりも、あっと驚くことが、自分のことも他人のことも、いろいろあった。

それでこれまでよりも深くそう思った。未来のことって本当に分からないことなんだなと。

一切こちらにはコントロールできない出来事もあるけれど(少なくても今はそう見える)、その一方で、偶然に、何となく起こっているように見えて、よく調べてみると、そうではなかったケースもあった。


過去に縛られる必要はないけれど、過去に決めたことや行ったことが、現在に作用はするんだなと分かった。


ややこしい感情を持って生きると、ややこしい未来がやってくる。ややこしい感情を持つとややこしい気持ちで物事を見、決定して生きるようになるからなんだろう。

正直に生きようと思った。


 

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