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バイオレットおばあさま!

何といっても、日々暑いですね。もう最近はこれしかないです。ここは北の国北海道なのに、もう半月くらい毎日の最高気温が30度を超えています。幸いクーラーのある部屋があるので、いよいよ辛くなったらそこで快適に過ごしていますが、すべての部屋にクーラーがあるわけでもないので、そして夜もあまり気温が下がらないので、早く涼しくならないかなあ、と願うばかりです。さて、先日映画を観ました。公開されていたことを全然知らなかったのですが、たまたま出合って、懐かしいメンバーに嬉しくなって観ました。大ヒット(らしい)ドラマ「ダウントン・アビー」の映画化二作目のようです。ダウントン・アビーは、ドラマシリーズの2? くらいからこれまたたまたま出合って観始めて、最初はあまりにも同時進行で人間ドラマや事件がひっきりなしに起こることに感覚がついて行けず、一度見るのを断念したのですが、とにかく現代の連続ドラマとはそういうものだ、ということを知ってからは、またぼぢぼち見るようになりました。わたしの感覚では、「なぜまだその問題が終わっていないのに、もう次の問題に取り掛かるの?」というスローな考えが長く(そして今も)あるのですが、スピードというものは、慣れると何とかなるものなのかもしれないです。そもそもあのドラマを観るとわたしの目が喜ぶのです。時代設定とか、御婦人方のジュエリーとかヘアースタイルとかドレスとかドレスとかドレスとか!映画は観ていて楽しかったです。何しろ知っている人がどんどん出てくるので、まるで仲の良かった人の近況を話してもらっているよう。あんなに、どうしてそんなに? と思うほど嫌なやつだったバロウさんが、すっかり落ち着いてしっかりした執事になっていたり、そしてとうとう幸せをつかんだり(良かったね! いろいろあったね!)。そして今回はなんといっても主役はバイオレットおばあさまですよ。可愛いシーン、荘厳なシーンがあって、とてもよかった。このバイオレットおばあさまを演じているのは、マギー・スミスさん。「ハリーポッター」シリーズの、魔法学校の校長先生? も演じておられたはずです。日本全国、とにかく暑いけど、何とか乗り切りましょう。大人も、こういうときは自分を甘やかしたらいいと思うのです。アイスを食べたりビールを飲んだり、ぼうっとする時間を作ったりね。ご自愛ください。

断捨離?

6月に入ってしまった!5月はちょっとバタバタしていた月で、気が付けば6月に入っていたという感じ。外はすっかり初夏。まだまだ湿気も少なくて、心地よい気候です。そうそう、今年もいくつか野菜の苗も植えて、一安心。今年はミニトマト、バジル、紫蘇の3種類に絞りました。バジルだけ3つ苗を植えた。どんどん収穫して、さっと洗って、ばんばん冷凍していくつもり。そうすると真冬でも、ミートソーススパゲッティーを作ったときなどに、ソースに凍ったままのバジルを入れて一緒に煮込むと、ちゃんとバジルの味の入った美味しいソースになるので助かるのです。北海道の短い夏。あまり暑いのは苦手だけれど、楽しめるところは楽しもう。さて、春になってから、これまでにない規模で不要なものを処分し始めました。これまでもあらゆるメディアで「断捨離は良いこと」と聞いていたので(それはもう洗脳のように)、やったほうが良いのだろうなあとは思っていたけれど、そうはいっても、闇雲にものを捨てるのはどうなの、と思っていて、極端に影響されることはなかったのです(そもそも最近は、物を所有して管理することにあまりエネルギーを使いたくないので、出来るだけ物を増やさなくなった)。でもある時本棚を眺めていて、「さすがにちょっとこれはもう読まないかな」と思えた本を何冊か抜き出してはまとめて処分し、また少ししてから「これももう多分読まないだろうな」という本を何冊か抜き出しては処分し……とやっているうちに、気が付いたら処分した本が60冊から70冊ほどにもなっていた。おかげで本棚はスカスカ……とはまではいかないけれど、かなり空間ができて、風通しが良くなった。実は、これは多分この先読むことはないんじゃないかな、と思っている本はまだあるのだけれど、すでに絶版になっていたり(そして家にある本の半数近くが絶版だということに気が付いた)、この先「紙の本」が作られ続けるかどうか分からないよな、と思うと、「断捨離」する手は止まってしまった。まずはこれだけスッキリしたことで良しとして、しばらくはこのまま様子を見てみます。